[レポート] SnowflakeとAWSのセキュアでスケーラブルな生成AI活用のアーキテクチャについて学ぶ #AWSreInvent #AIM267
データ事業本部 機械学習チームの鈴木です。
AWS re:Invent 2024の、セッション番号AIM267の『Unleashing gen AI: Secure & scalable architectures with Snowflake & AWS』を聴講したのでレポートです。
Snowflake内にあるデータをAWSの機能と組み合わせてどのように利用できるか、アーキテクチャ例や簡単なデモを通して学ぶことができました。
オンデマンド動画
概要・ポイント
SnowflakeはAWSの多くの機能とのネイティブな統合を持っています。そもそもSnowflakeはプラットフォームとしてAWSを選択することができますが、例えば外部ステージとして設定することでS3のデータを直接読み込むことができるなど、非常に親和性高く利用することができます。
このほかにも、AWS GlueからSnowflakeへ接続するための仕組みが用意されていたり、
re:Invent2024で発表されたSageMaker LakehouseでもSnowflakeへの接続が用意されています。(記事執筆時点ではプレビュー提供)
SnowflakeはAIデータクラウドであり、独自でLLMや機械学習、データメッシュなど幅広い機能をカバーしています。そのため一見AWSの機能と競合するように見えることがありますが、両者は組み合わせて利用することができます。この発表ではそのアーキテクチャ例も学ぶことができました。
また、Amazon Q BussinessからSnowflakeのデータを利用するデモもみることができました。Amazon QのCustom PluginとAPI GatewayおよびLambdaを使用して、SnowflakeのCortex Searchよりデータを使っていました。
最後に
Snowflake・AWS双方を主としたアーキテクチャ例が示されておりとても参考になりました。
また、Amazon Q Bussinesからカスタムプラグインでデータを利用する方法もデモで紹介されており、関心がある方がいればぜひご確認頂ければと思います。